医療法人仁愛会   ミューズ皮膚科ペインクリニック

ペルケア（Pelcare）

ペルケア（筋トレ椅子）は骨盤底筋を鍛えるための非侵襲的な治療機器です。
骨盤底筋は、骨盤の底に広がる筋肉群で、膀胱・子宮・直腸などの臓器を下からり支えています。加齢によって衰えると様々な健康不良の原因となります。
ペルケアは椅子型の装置に服を着たまま座るだけで、電磁波によって30分間で骨盤底筋を約17,000回も収縮させることができます。ご自身では鍛えることが困難な、膣、尿道、肛門周りの筋肉を鍛えることで、以下の効果が期待できます。

Edge ONE

膣のエッジワン治療は、加齢や出産によってゆるんだ膣壁を引き締め、膣内環境を整えるためのレーザー治療です。
エッジワンは膣壁に熱を与えて、コラーゲンの生成を促すことで、膣のハリや厚みを回復させます。照射時の痛みが少なく、施術後すぐに日常生活に戻れます。
期待できる効果は外陰部のかゆみ・痛み・乾燥・灼熱感の改善、性交痛や感度の改善、尿もれや頻尿の改善、外陰部の色素沈着やたるみなどの加齢症状の改善などです。当院では、予め麻酔のジェルを幹部に塗布し行います。施術後はホルモンクリームを使用してアフターケアをします。

ホルモンクリーム等 保険適応外 (2,200円～)

ホルモンクリームは飲み薬よりも副作用が少なく、自然な形でホルモンを補います。フェムテック治療の補助として使用します。
※事前に採血スクリーニングが必要となる場合がありますので、ご了承ください。(採血スクリーニング22,000円)

エストロゲンクリーム

膣や外陰部の乾燥・かゆみ・違和感、性交痛、尿もれや頻尿など、加齢やホルモン低下に伴う不快症状の改善を目的とした治療です。

• 膣や外陰部の乾燥・かゆみ・違和感の改善：加齢やホルモン低下によって起こる膣の不快感を和らげます。
• 性交痛の緩和：膣粘膜の潤いを保つことで、痛みを軽減する効果があります。
• 尿もれや頻尿の改善：骨盤底筋や膣周辺の組織を強化することで、排尿トラブルにも効果が期待されます。

プロゲステロンクリーム

黄体ホルモンであるプロゲステロンを補う外用薬で、エストロゲンとのバランスを整えながら、更年期症状やホルモンのゆらぎによる不調の緩和を目的として使用します。

• 更年期症状の緩和：ほてり、寝汗、気分の浮き沈みなどに効果があります。
• ホルモンバランスの調整：エストロゲンとのバランスを整えることで、乳腺の過剰刺激などを防ぎます。
• 骨密度や皮膚の弾力性の維持：加齢による変化に対して、体の内側からサポートする働きがあります。

テストステロンクリーム

男性ホルモン「テストステロン」を補うための外用薬で、男女を問わず更年期障害（LOH症候群）や性機能の低下に対して使われます。

• 活力や意欲の向上：精神面の不調（やる気の低下、気分の落ち込み）にも作用します。
• 筋肉量や骨密度の維持：加齢による体力低下の予防にも使われます。

ナチュラル・ホルモン補充療法

ナチュラル・ホルモン補充療法は完全自由診療で、初診料3,300円、再診料2,200円です。採血スクリーニング（22,000円）を行い、各種ホルモン剤の種類などはスクリーニング後に決定し、ご納得いただいてから処方しています。
詳しくは診察時にお問い合わせください。

水素吸入療法

水素吸入とは、専用の機器を使って高純度の水素ガスを鼻から体内に取り込む新しいウェルネスケアのひとつです。水素は、体内で増えすぎた「悪玉活性酸素（老化や不調の原因）」に結びつき、これを無害な水に変えるとされており、自然由来の抗酸化作用が期待されています。

現代のストレス社会や加齢にともなって、体内の活性酸素バランスが崩れやすくなることで、疲れやすさや肌の衰え、慢性的な不調を感じやすくなります。そこで注目されているのが、水素吸入による「内側からのメンテナンス」。
体に無理なく、リラックスしながら続けられるケア方法として、美容・健康・エイジングケア分野で高い関心を集めています。
吸入は、鼻にチューブ（カニューレ）をつけて座るだけの簡単な方法。
リラックスタイムと健康習慣がひとつになった、新しいセルフケア体験を、ぜひ当院でお試しください。

水素点滴

生理食塩水に圧力をかけて、飽和濃度まで水素を溶かした高濃度水素水を点滴で注入する療法です。高濃度の水素を体内に直接届けることで、活性酸素を除去する効果があります。 運動した後や、疲労・ストレスを感じている時は、活性酸素が体内に多く蓄積し、血管の内側にある内皮細胞を攻撃します。結果、動脈硬化やがんなどの危険が高まり、肌の老化を早めると言われています。

活性酸素の中で特に悪性なヒドロキシラジカルを除去できるのがこの水素です。そのため、水素点滴を行うことでアンチエイジング効果・動脈硬化やがん予防する効果が期待できます。また、糖尿病等の代謝性疾患や肝疾患、リウマチ等の炎症性疾患等にも効果的であると報告されています。

水素内服カプセルについて

カプセルを内服することで　腸内で水素が発生する仕組みになっており、内容成分は吸収されずに便中に排出されるため副作用の懸念もありません。1カプセル100mg内服で、腸管内で水素原子が80ml発生するため、通常の水素水は完全に溶け込んだとしても1リットルで18mlしか含有できませんので、その量の違いは明らかです。腸内でガスがたまるようなイメージを持たれる方もおられるかもしれませんが、水素原子のかたちで発生しますので、速やかに吸収されるため実際にお腹が張るなどの症状を感じられる方はごく稀です。
水素の有用性は、日本の三大死因とされている「悪性新生物（がん）」「心疾患」、「脳血管疾患」のほか、患者数の多い糖尿病や軽度認知症などでも有用性が確認されています。