ミューズ皮膚科ペインクリニック

一般皮膚科

しっしん、水虫、じんましん、たむし、かぶれ、とびひ、あせも、オムツかぶれ、いぼ、ほくろ、できもの、巻き爪、やけど、ケガの処置など、あらゆる皮膚の悩みについてご相談下さい。

デュピクセント

デュピクセント~アトピー性皮膚炎の新たな治療~ 従来のアトピー性皮膚炎の治療はステロイド外用薬・タクロリムス製剤・抗アレルギー内服薬・光線治療が主流でした。現在では生物学的製剤を用いた治療がアトピー性皮膚炎にも適応され、治療方法の選択の幅が広がりました。
生物学的製剤「デュピクセント」は2週間に1回、ご自分で注射をする治療法です。通院間隔も1~3ヶ月に1回となりますので、仕事が忙しい方にとっては朗報です。薬剤の効果は痒みを誘発するインターロイキンに作用し、細胞レベルで痒みを抑えます。それと同時に、皮膚のバリア機能を正常化させます。
今まで行っていた治療である内服薬と外用薬はすぐにやめることはできませんが、注射の効果を見ながら徐々の減量していくことが可能です。痒みから解放され、乾燥したガサガサした皮膚がつるつるになっていきます。見た目の印象も変わってきますし、何よりご自身が治療効果を実感できます。保険適応の治療です。治療費については保険組合で補助される場合がありますのでご確認ください。

デュピクセント
デュピクセント
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ご自身で2週間に1回自己注射していただきますので、初めの2~3ヵ月については注射の指導を計画的に行います。そのため、治療ご希望の方は予約をお取りして、ご説明させていただきます。

光線療法

光線療法光線療法当院では中波紫外線療法を用いた全身型ナローバンドUVBと局所型チタンサファイアレーザー パラスを導入して難治性の皮膚疾患を治療しています。紫外線は肌に有害であると言われていますが、一部の波長は様々な皮膚疾患に効果があります。適応疾患としてはアトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、円形脱毛症などがあります。全身に症状があるときはナローバンド、手掌や足底・頭部などの局所症状にはパラスというように病態や症状の部位によって使い分けていきます。光線療法は週に1~2回の定期的な通院をすることで効果が徐々に現れます。処置にかかる時間は数分です。症状が改善したら治療間隔をあけていきます。予約システムのご利用可能です。予約をしていただくことで、優先してご案内いたします。

ゾレア

ゾレア~重症蕁麻疹の新たな治療~
ゾレアは、もともと重症な気管支喘息の患者様に使われていた薬です。これまでの飲み薬と異なり、注射製剤です。ワクチン注射のように腕などに皮下注射をします。
ゾレアは、ヒスタミンを作り出す元になるIgE抗体をブロックする薬です。つまり、ヒスタミンよりもさらに「蕁麻疹の元の原因」を抑える作用がある薬とも言えます。よって、重症な蕁麻疹の方に効果があるとされています。
月1回300mgを皮下注射(150mgを2本両肩に注射する)で投与します。これまで飲んでいた治療薬も継続する場合が多いです。ご予約制で行っております。

Vビーム

Vビーム
Vビーム
赤ら顔と言われる毛細血管拡張症や単純性血管腫はレーザー治療がお勧めです。595nmの波長は血液内のヘモグロビンに反応を示し、効果的に赤みを取り除くことができます。3ヶ月に1回の治療を繰り返すことで徐々に赤みが薄くなっていきます。治療は保険適応となっております。

照射症例 頬(単純性血管腫)

  1. 1回目照射前
  2. 1か月経過後
  3. 2か月経過後
  4. 3か月後

照射症例 頬(毛細血管拡張症)

  1. 照射前
  2. 照射後
  3. 2か月後
  4. 半年後

巻き爪治療

巻き爪治療爪が丸くなって巻いたり、食い込むと痛みが生じる場合があります。痛みを和らげ、爪を正常の形に矯正治療するワイヤー治療を行っています。爪に形状記憶ワイヤーを通して、装着しますので20~30分時間を要します。爪が伸びたら爪を切ってワイヤーを交換し、約半年から1年装着する必要があります。特に日常生活で制限はありません。

液体窒素療法

液体窒素療法一般にイボといわれるものには色々な種類があります。ウイルス感染が原因の「尋常性性疣贅(ゆうぜい)」や皮膚の老化が原因の「脂漏性角化症」がこの治療の対象となります。この治療にはという>マイナス198℃の液体窒素を使っています。液体窒素をピンポイントで噴霧することにより、イボを凍らせ皮膚の細胞ごと破壊していきます。治療は7日~10日に1度行います。治療期間は長く、完治には2・3ヶ月以上かかることが殆どです。この治療による日常生活の制限はありませんが、1,2日間痛みが続いたり、水ぶくれ・血豆になる場合があります。

水イボ

水イボ正式には伝染性軟属腫といいます。ウィルスが原因で、免疫力の低い子供に多く見られます。胸やおなかなど皮膚の薄いところや、脇の下などのこすれやすいところに良くできます。水いぼを治す薬はありません。しかし、そのままにしていても半年~数年で自然に治ります。免疫を獲得するまでは大きくなったり、増えたりすることもありますが、個人差があるので、そのまま治ってしまう場合もあります。そのため、当院では積極的に取り除くことをお勧めしていません。
水いぼにかかっても、保育園や幼稚園、学校を休む必要はありません。
皮膚が乾燥していると増える傾向にありますので、しっかり保湿することをお勧めしています。

ファーストピアス

14種類のファーストピアスファーストピアスピアスを付ける位置は好みがあります。当院でピアッシングをご希望の方は14種類のファーストピアスからお好きなものをお選びいただき、ご自分で希望部位にマーキングをしていただきます。医師が診察し、ピアッシングを行います。施術から1週間後に皮膚の状態を確認させていただいています。ファーストピアスは安全性の高い純チタン製を使用していますが、ケロイドなどのトラブルを防ぐため半年間ははずさずに付けたままでお過ごしいただいています。正しいピアッシングの実施とピアッシング後のトラブルを防ぐために、医療機関での施術をお勧めしています。

下肢静脈瘤

医療用弾性ストッキング医療用弾性ストッキング下肢静脈瘤は足の血管の病気です。太い血管がぼこぼこ浮き出てくることや、細い血管が集まっているように見えます。足が浮腫みやすい、立ち仕事をしていると足がいたくなる、足がだるいなど症状や病態はさまざまです。そして、これらの治療方法はいくつもあります。
当院では積極的な治療の希望がない、または静脈瘤の予防を希望される方に弾性ストッキングをお勧めしています。下肢のサイズを計測し医療用弾性ストッキングを注文します。毎日着用されることで症状の悪化を防いでいきます。一度診察でご相談ください。

まつ毛育毛剤

まつ毛育毛剤医薬品として認可された、まつげ育毛剤です。0.03%のビマトプロストがまつげの成長に関わっている毛周期の伸長に働きかけるため、まつげが「長く」「太く」「濃く」育てられると考えられています。育毛効果は徐々に現れていきますので、とても自然にまつげを増やすことが出来ます。
1日1回就寝前に綿棒につけ、まつげの根元に塗っていただきます。

多汗症治療

汗をかくことは生理的な反応です。体温調節をする上で汗をかくことは大切な働きと言えます。しかし、日常生活に支障を来すほど多くの汗をかく場合は治療の対象となります。特に脇汗が多く、生活に支障がある方は原発性腋窩多汗症と診断されることがあります。保険で行う治療は内服薬・外用薬・注射があります。
内服薬はプロ・バンサインという内服薬を処方します。多汗症の原因となるエクリン汗腺の発汗シグナルをブロックすることで汗の量を減らします。1日3~4回内服していただきます。発汗量をみながら自己調節していただくこともあります。

エクロックは原発性腋窩多汗症のみに適応がある外用ゲル剤です。専用のアプリケーターに薬液をのせ、脇全体に塗り広げ、乾燥させます。
1日1回塗ることで効果が得られます。

注射の治療ではボトックスを使います。両脇に細い針で20箇所ほど注射を行います。日常生活の制限はありません。効果が出るまでには数日かかります。効果の持続期間は個人差がありますが、半年弱ほどです。薄着になる時期に脇の汗染みが気にならず、生活が非常に楽になります。
予約制で承っております。

AGA(男性型脱毛)

プロペシアザガーロ AGA(男性型脱毛)は内服薬で進行を止め、症状を改善することが出来ます。現在いくつかの内服薬が処方できるようになりました。以前からある“プロペシア“、後発品の”フィナステリド”、新薬の”ザガーロ”、後発品の“デュタステリド“のうちから選択して頂きます。これらを1日1回、6ヶ月以上内服していただきます。保険適応ではありませんので自由診療(10割負担)となります。効果の感じ方はそれぞれですが、抜け毛が減った・髪にコシが出てきた、髪が太くなったといった感想を聞きます。内服を継続することで、脱毛の進行を止め、現状を維持することが出来ます。服用をやめると再び薄毛が進行しますので、内服を続けることが重要になります。治療中にまれに肝臓の機能が悪化することや性欲減退などの副作用がでる場合がありますので、診察で症状を確認しながら定期的に来院していただきます。プロペシアは、女性が内服することはできません。

和漢混合ミノキシジル入り育毛ローション

育毛ローションミノキシジルには直接毛母細胞に働きかけ、毛母の細胞分裂を活性化させて髪の成長を早める働きがあります。リアップの成分でも良く知られているこの薬剤に漢方を配合しました。男性はプロペシアとの併用で治療効果が高まります。

  • 枳実(キジツ):頭皮の血行を促進
  • センブリ:脱毛予防
  • 丁字(チョウジ):頭皮の代謝を亢進
  • 人参(ニンジン):育毛

洗髪後、少量を手に取り頭皮をマッサージしながらなじませていきます。

  1. 枳実(キジツ)枳実(キジツ)
  2. センブリセンブリ
  3. 丁字(チョウジ)丁字(チョウジ)
  4. 人参(ニンジン)人参(ニンジン)

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザー出来物の周囲に数か所麻酔の注射を行い、レーザーをピンポイントで照射し、イボやホクロを焼き取ります。処置後には、わずかな出血や痛みを伴いますが、徐々に軽減してきます。傷跡は徐々に馴染み、目立たなくなって行きます。処置後は絆創膏で保護していただきますので、イベント等のない時期を選んで処置するのがおすすめです。ご予約は不要です。診察時にご相談下さい。
診察時、手術適応と判断した場合は、形成外科での治療をご紹介しております。

症例1 (頬 色素性母斑)

  1. レーザー照射前
  2. レーザー照射直後
  3. 4か月経過

症例2 (頬 色素性母斑)

  1. 照射前
  2. 照射後
  3. 1週間後
  4. 1か月後

にきび治療

オムニラックスオムニラックス 当院では赤ニキビ治療として光線治療を導入しています。クリアタッチ(赤外線)からオムニラックスを使用することになり、より簡便に治療ができるようになりました。オムニラックスは医療用LEDの青色(波長415nm)を全顔に3分間照射し、ニキビの元であるアクネ菌を殺菌します。また、皮脂腺からの過剰な皮脂分泌を抑制することで、毛穴を収縮させる効果もあります。痛みやダウンタイムもなく、週に1~2回、翌日でも照射可能です。もちろん保険適応の治療です。赤いニキビが気になる方はぜひご相談ください。

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