よくあるご質問

受診について
診察予約なしでも、診察してもらえますか?
朝9時までにご来院いただければ診察は可能です。ただし、予約のかた優先となるため、1~2時間以上お待ちいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。また、当院に定期的に通院されているかたについては、急な症状がでた際、予約外でも対応を検討いたしますので、まずはお電話にてご相談ください。
子どもの診察は可能ですか?
胃腸内科の診療につきましては、症状に応じて小児科をご案内する場合がございますので、あらかじめご相談ください。肛門科診療は年齢を問わず対応しておりますが、初診のかたは院長が診療を行う平日にご来院くださいますようお願いいたします。
赤ちゃんを連れて行きたいのですが、診察は可能ですか?
診察は可能です。内視鏡検査当日は検査室への入室はできませんので、内視鏡検査当日はお子様連れでのご来院はご遠慮ください。
駐車場はありますか?
申し訳ございませんが当院の駐車場はございませんので、当院が入っているタワーマンションの地下にある市営駐車場または隣接しております「武蔵浦和ショッピングスクエア」の駐車場をご利用ください。1時間分のサービス券をお出ししております。
他院での検査結果や治療について質問できますか?
他院で受けた検査結果や治療についてご相談される場合は、検査を受けた病院から紹介状を作成してもらい、ご持参ください。紹介状がない場合は「セカンドオピニオン(他院での検査結果に対する意見)」としての扱いとなり、健康保険が使えず自費診療になります(料金は1回1万円+税です)。
検査について
ヘリコバクターピロリ菌の有無の検査や、除菌治療は可能でしょうか?
当院では、胃がんの原因とされるヘリコバクター・ピロリ菌の検査や除菌治療が可能です。検査は便・尿・血液・呼気(吐いた息)などで行えますが、除菌後の確認は便または呼気での検査となります。保険診療で検査を受けるには「半年以内に胃内視鏡検査を受けていること」が条件となります。内視鏡検査を受けていない場合でも、自費(約5,000円)で検査は可能です。ただし、胃の状態によっては菌がいるのに「いない」と判断されることがあり(これを偽陰性といいます)、正確に調べるためには内視鏡で胃の粘膜の状態を確認したうえでの検査をおすすめしています。2回目の除菌でも菌が残った場合は、3次・4次除菌にも自費(約1万円)で対応可能です。
バリウム検査で胃ポリープありと言われたのですが、胃内視鏡検査は必要でしょうか?
バリウム検査で指摘される胃ポリープの多くは良性で、経過観察となることが一般的です。ただし、「要精密検査」の判定がある場合は、まれに腺腫や早期胃がんの可能性もあるため、胃内視鏡検査を受けることが望ましいです。良性と診断されれば、毎年の内視鏡検査は不要な場合もあります。
検診で毎年胃のバリウム検査や胃内視鏡検査を受けなければなりませんか?
胃がんの主な原因はヘリコバクター・ピロリ菌です。内視鏡およびピロリ菌検査を行い、陽性なら除菌することが予防の第一歩です。ピロリ菌陰性かつ胃の萎縮がなければ、毎年の検査は不要とされることもあります。反対に、ピロリ菌陽性で萎縮性胃炎がある場合は、年1回の内視鏡検査が推奨されます。
鼻から内視鏡を入れるのは痛そうなのですが大丈夫でしょうか?
鼻に麻酔をかけて行うため、多少の違和感はありますが、嘔吐反射が起きにくく、多くの方が楽に受けられています。口からの胃カメラより「鼻の方がラク」と感じる方がほとんどです。鼻出血も少なく、検査後に鼻をかんだ時に少し血がつく程度が一般的です。検査中に会話ができる点も安心材料のひとつです。ただし、個人差があり、痛みを強く感じる方や鼻が通りにくい方には、口からの検査に切り替えることも可能です。
便潜血陽性なのですが大腸内視鏡検査を受けなければならないでしょうか?
便潜血陽性は、大腸での出血を示す重要なサインです。痔などの良性疾患が原因のこともありますが、大腸ポリープやがんなどの病気による場合もあります。大腸内視鏡検査は、出血の原因を直接確認でき、必要に応じてその場で治療も行える有効な検査です。症状がなくても、早期発見・早期治療のために精密検査を受けることをおすすめします。
大腸内視鏡は大変な検査と聞いたのですが?
一昔前はかなりの時間と体力を要していましたが、当院では無送気軸保持短縮法を導入しており、安全性高く短時間で検査できるようになりました。
完全に眠っていて何もわからないうちに内視鏡検査を終わらせることはできますか?
現在、保険診療の範囲内で使用できる薬剤は鎮静剤のみであり、静脈麻酔薬の内視鏡医単独での使用は制限されています。鎮静剤の効きが良い方では、眠っている間に検査が終了することもありますが、十分な鎮静が得られない場合もあります。なお、プロポフォールなどの静脈麻酔薬を用いた検査については、複数の学会から不適切使用への注意喚起がなされており、使用にあたっては人工呼吸管理が可能な環境下で、麻酔管理に熟練した医師による鎮静管理が求められます。このため、静脈麻酔による内視鏡検査をご希望の方は、対応可能な施設のご利用をお願いいたします。
治療について
胃ポリープありと言われたのですが、ポリープ切除手術は可能でしょうか?
たいていの胃ポリープは切除手術を行う必要はありません。粘膜下腫瘍や2cmを超えるものなど切除が必要な場合には、数日間の入院が必要ですので入院可能な施設への紹介となります。
どのくらいの大きさの大腸ポリープまで、日帰り手術で切除可能でしょうか?
当院では、大腸ポリープ切除時の出血などのリスクを抑えられる「コールドポリペクトミー」という方法で治療を行っています。対象は1cm以下のポリープで、個数はおおよそ3個までとしています。それ以上の大きさや数のポリープがある場合は、入院可能な医療機関をご紹介しています。
痔の手術を受けたいのですかどうしたら良いのでしょうか?
手術の判断には診察が必要ですので、ご来院をご検討ください。痔瘻や内痔核(いぼ痔)の手術は、日帰りよりも入院で行った方が、痛みが軽く済み、身体的な負担も少ないと考えられるため、当院では入院手術を紹介しています。また、設備や技術の面から、入院手術を受ける場合は総合病院よりも、肛門科単独の専門病院をおすすめしています。さいたま市内では「ときとうクリニック(緑区)」「新都心肛門クリニック(大宮区)」を紹介することが多いです。(なお、現在、当院では痔ろう・内痔核の日帰り手術は行っておりません。)